蒸し暑い季節になりました。
新暦の真田幸村の命日(6月3日)も過ぎ、九度山町もどんどん夏景色となっていきます。
6月14日(火)の夜、まちなかの九度山児童館にて、
春のイベント「町家の人形めぐり」を企画している九度山町住民クラブの集会が開かれました。
議題は「第8回 町家の人形めぐりを振り返って」。
簡単に言うと、反省会です。
人と人がつながる、町おこしの一つとして企画された「町家の人形めぐり」。
そして、それを運営し、理想を具現化するために結成された九度山町住民クラブ。
今年で8年続けてきたことになります。
今回は、大河ドラマ真田丸の影響もあり、例年の平均の3倍以上の観光客の方々に
町家の人形めぐりを楽しんで頂けたという集計結果が出ました。
それに伴い、もち花や真田つるし飾りなどの手作りのお土産品の売り上げも好調。
とても多くの方々に、九度山の思い出をお持ち帰り頂けたようです。
反省点としては、道の駅や真田ミュージアムができたことで、
観光客の通り道が変化してしまったということ。
これによって、せっかく人形を展示したのに見てくれる方が少ないという展示町家が出てきてしまいました。展示は非営利で行っているので、見学して頂けないと悲しいのです。
とはいえ・・・・・・
多くの観光客の方々は、予習してから九度山町を訪れるわけではありません。
(ぶらりと訪れたのに予想以上に楽しかった、というライトな楽しみ方が多いようです)
さらに言ってしまえば、無理して全ての展示町家を見学する必要もないのです。
これは仕方がないことです・・・・・・。
この動線の変化は、9月からの「くどやま芸術祭」にも影響するのではないでしょうか?
くどやま芸術祭では、九度山町役場のくどやま芸術祭実行委員会が
ボランティアの「くどやま勇士隊」を募集(6月14日現在)して、
観光客の方々の助けになるよう、配慮する予定です。
期間中の週末には各種イベントも予定されているくどやま芸術祭。
初めて九度山町を訪れる方でも、
どこで何が催されているかを把握できれば、しっかり楽しめるはずです。
ちなみに九度山チャンネル管理人が楽しみにしているのは、
期間中の後半に予定されている慈尊院のライトアップです。
最後に、最近九度山町で催されたNHKのど自慢の特別賞の記念品を公開。
九度山の真田幸村が出演し、大盛況となったNHKのど自慢。
九度山町住民クラブの反省会に、九度山の真田幸村が自身でこの記念品を持参し、
会員たちにお披露目してくれました。
その日の舞台裏の様子や、出演者の裏話に花が咲いたのは、言うまでもありません。
・・・・・・九度山町住民クラブでは、今回の反省を生かし、次回の催しにつなげていきます。
来年開催の「第9回 町家の人形めぐり」を、楽しみにお待ち下さい!!
(写真と文章:九度山チャンネル)
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